2012年12月27日(木)

第6回  舞台づくり(2)

【活動の様子】

いよいよ今回で全プログラムの半分が終了しました。舞台づくりも3回ある中の2回目ということで忙しい一日となりました。発声練習とウォーキングは本当に見違えるようになってきました。得意な子も苦手な子も、高学年の子も低学年の子も、みんながそれぞれに精いっぱいに取り組んでいました。そして、ウォーミングアップが終わると、大道具・小道具の子は、背景で使う絵の作成や、コンビニのシーンで使う、おでんやたばこなどの小道具を作りました。みんな真剣な表情で作業にあたっていました。役者たちは、台本を見ないで稽古を行いました。まだまだ、舞台の細かいところは、はっきり決まらない中で、稽古をしながら作りこんでいくのは、本当に大変だったと思います。それでも役者たちは本当に一生懸命に、そして楽しみながら舞台を作っていました。声優たちは、アニメに声を吹き込む前に、台本の読み合わせをしてキャラ作りをしたり、セリフの練習に努めました。午後からは声を録音しました。限られた機材の中で行う録音作業は、実際のアニメの吹き込み作業と違い、一人ずつ順番にセリフを言っていくというとても難しいものになりました。慣れない作業はいつもの力を発揮出来なくし、それがさらに精神的に追い討ちをかける結果となり、なかなか思うような声を録れない中でも、諦めずに懸命に録音しました。どの仕事に就いた子たちも、「お客様を楽しませたい」という思いで頑張っていました。