今日の練習は、舞台だけではなく、その前後も含めた初めての練習です。総合司会者が決まり、企業の方へお礼をいう子たちも決まりました。体験ブースの責任者も任命されました。みんな仕事が増えてもプレッシャーを感じるどころか、喜んでいるぐらいでした。前回から大道具・小道具の責任者を4年生のMちゃんがやることになりました。前にも少しお話しましたが、大道具・小道具の子たちは低学年の子が多く、その子たちをまとめて、仕事をきっちりとさせるのは大変なことです。低学年の子もやる気は十分ですが、長時間の緊張感を持った仕事は体力を削ります。そんな中で、集中力も維持する事が難しいですが、その中でも、Mちゃんはしっかりと指示を与え、不備があった場合にはそこをカバーしやっていました。大人顔負けの仕事ぶりに本当に頭が下がります。役者の子たちもここにきて、さらに大きな成長を見せてくれました。セリフがない時の自分の動きの確認や、複数人が絡むシーンのスムーズなやり取りなど、細かな部分まできっちりと仕上げてきました。このプロジェクトに対する私たちの思いとしては、当日も含めその過程で、子どもたちが成長してくれることを大事にし、本番の結果に重点をおいていませんでした。しかし、子どもたちの必死な姿を見ていると、とにかく本番で「力を発揮させてあげたい!成功させたい!」とそう願わずにはいられませんでした。次が本当に最後の練習です。しっかりと見届けたいと思います。